今日からできる!ワンちゃん目線のコミュニケーション
2026.10.16
愛犬の行動や気持ちを人の感覚で捉えてしまうことはありませんか?
実は人の常識や考え方だけでワンちゃんと接してしまうと、
知らず知らずのうちに愛犬とのすれ違いが生まれてしまうことがあります。
正しいコミュニケーションが取れるようになると、
お互いにストレスが少なくなり、穏やかで楽しい毎日につながります。
ワンちゃんの考え方や行動の意味について知り、
正しいコミュニケーションを取ることで愛犬とのよりよい関係を築いていきましょう。
人とワンちゃんは考え方や感じ方に違いがあります。
ここでは、代表的な 「情報」
「時間」
「コミュニケーション」の3つの違いをご紹介します。
人は見た目や視覚的な印象を基準に判断しますが、ワンちゃんは音とニオイから多くの情報を得ています。
人が外部から得る
情報の割合
ワンちゃんが外部から得る
情報の割合
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視覚
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色や細やかさでは人に劣りますが、 広い視野と暗闇でも見える力を持っています
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聴覚
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遠くの音や高い音を 聞き分けることができます
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嗅覚
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人の1000倍~1億倍あります
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人は過去の経験を振り返ったり、これから先のことを考えたりしながら生活をしています。反省や期待、不安を抱え、先の計画を立てて行動します。

ワンちゃんは昨日の失敗を引きずったり、明日のことを心配したりせず、目の前の出来事やその時の気持ちに素直に反応をしながら毎日を過ごしています。

人は言葉を使って考えや感情を伝えたり、物事を論理的に分析し解決しようとします。

ワンちゃんはしっぽの動きや姿勢、表情などの「ボディランゲージ」を使って気持ちを伝えあいます。「カーミングシグナル」と呼ばれるサインも大切なコミュニケーション手段です。

犬は人のように言葉は話せませんが、行動で気持ちを伝えてくれます。
この「犬のボディーランゲージ」を、「カーミングシグナル」と言います。
カーミングシグナルは、犬が不安やストレスを感じて自分自身を落ち着かせようとしている時や、目の前の相手に戦う気や敵意はないと伝えようとしている状況の時によく見られる仕草です。
犬同士はもちろんのこと、人に向けても発せられています。
苦手な状況にいる時…

苦手な人や犬にあった時…

初対面や苦手な人に会った時…

緊張を緩める時…

困惑しているとき…

強いストレスを感じた時…



身の危険を感じた時に
自己防衛本能から攻撃的になる
習性があります。
叱られることで飼い主さんに恐怖心を抱くと、どう行動したらよいかわからなくなり、警戒心やストレスから問題行動につながる可能性や、怖い飼い主さん以外の指示を聞かなくなることも考えられます。


かつての考え方
オオカミはボスに従う縦社会と考えられ、その理論がワンちゃんのしつけに使われてきました。

現在分かっていること
近年の研究で、野生のオオカミの群れには絶対的なボスや明確な序列はないとわかっています。


私たちとワンちゃんに必要な関係性は「信頼関係」です。まずは愛犬の性格を理解することで、愛犬にあったトレーニング方法が見えてきます。




無理をさせない、焦らないことが大切です。


失敗を叱るのではなく、成功したときに褒めることを重要視しましょう。


飼い主さんに恐怖心を抱くと、警戒心やストレスにつながる可能性があります。


おやつを上手に活用して、楽しく学んでもらいましょう。

ワンちゃんの知能は人の2~3歳児程度といわれているので、子どもに接したり、物事を教えたりすることをイメージしてもよいかもしれません。
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何に対して叱られているのかが
分からず、
不安や恐怖を感じてしまいます。
ワンちゃんは人間社会のルールやマナーを知らないため、「悪いこと」が何かも最初は理解できません。 反省しているように見える行動は、叱られる理由が理解できず恐怖心を持ち、危険回避をしているサイン(カーミングシグナル)です。


失敗したら叱るのではなく、同じことが起きないように、失敗させない環境作りをすることが重要です。

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ワンちゃんの勘違いによって失敗につながってしまいます。
構って欲しい気持ちや不安、緊張を感じた時に、気持ちを落ち着かせるために別の場所で排泄してしまうことがあります。多くはわざとではなく、心と環境の変化が原因です。


トイレではない所で失敗すると飼い主さんの興味を引ける、構ってもらえると思っている

留守番や環境の変化から不安やストレスを感じている

トイレ環境があっていない(トイレのサイズや設置場所など)

トイレの場所が覚えられていない

トイレが汚れている


粗相をした際は、反応せず静かに片づけ、構ってもらえるという認識をされないようにしましょう。 また、散歩や遊ぶ時間を増やして精神的なストレスを軽減し、安心してトイレができる環境を整えながら根気よくトレーニングを続けていきましょう。

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早く食べたい気持ちを
我慢しているストレスと、
「もしかしたら、もらえないのかも。取られちゃうかも」
という不安や恐怖を
感じています。
実は、ごはんの前で行う待ては待てではなく「お預け」です。目の前のごはんが食べられない不安やストレスから、ごはんを守ろうとする思いに変化してかむなどの行動に出る場合もあります。


交差点や信号待ちの際、首輪などが抜けてしまった場合など、トラブルを回避したり、愛犬の安全を守るために使いましょう。


おすわりができたらごはんをあげる程度にしておきましょう。

ワンちゃんは人の気持ちに寄りそい、感情を理解しようとする特別な存在です。
まずは私たち飼い主が愛犬を理解し、信頼関係を築こうとする一歩で、ワンちゃんも変化してくれるはずです。
それによって、もっと楽しく、心地よい毎日が待っていることでしょう。