犬のおしっこの回数や量がいつもと違う?

2024.9.13


あなたは愛犬が1日にどれくらいおしっこをしているか把握していますか?
おしっこは健康状態を把握するためのバロメーターのひとつです。
今回は、犬のおしっこの回数や量が増えたり減ったりする原因を紹介します。
愛犬の健康状態を把握する参考にしてみてくださいね!

つまり愛犬は、普段どれくらいおしっこをするか把握することが重要!

普段のおしっこの回数をチェック

おしっこの回数には個体差がありますが、平均値(目安)と比較し、大きな差がないかチェックすることも大切です。

1日に、24÷(子犬の月齢+1)

おしっこを溜めておく膀胱も成犬に比べて小さく、少量のおしっこを何度も行う。

1日に、3~5回程度

膀胱の機能ができあがることで、おしっこを十分に溜められるようになり体内リズムが定まってくる。

成犬時より回数が増える

膀胱・腎臓など泌尿器系の機能が低下することで、若い頃よりもおしっこの回数が増える。




おしっこの回数や量がいつもと違う時

おしっこがいつもより増えたり減ったりするのには様々な原因があります。中には病気が原因となっている場合もあるのでいつもと違うと感じた際には注意して見てあげましょう。


【原因❶】水分摂取量の変化

水分を多く摂取すれば当然おしっこがたくさん作られるため、おしっこの回数や量が増え、
逆もまた然りです。また、食事内容によっても水分摂取量が変わってきます。

猫はきれい好きなので犬は体内の水分が少なくなると、体調を崩したり、熱中症や脱水症状を引き起こす場合があります。また、水分摂取量が少ないと尿路結石症を発症しやすくなる恐れがあるので、愛犬が十分な水分摂取ができているかも、気にかけてあげましょう。

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【原因❷】トイレが汚れている

犬は基本的にきれい好きな動物です。トイレが汚れていることが原因で、
排泄を我慢しおしっこの回数が減ってしまう場合があります。

トイレの我慢が病気に繋がってしまう恐れもありますので、安心して排泄できるトイレ環境を用意してあげてください。

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【原因❸】病 気

犬のおしっこの回数が異常な場合、重篤な病気が潜んでいるケースもあります。
これらはカラダの外側からでは判別できないことが多いですが、
検査を受けることで診断することが出来ます。
状態が悪くなってしまう前に動物病院で診察を受けましょう。

おしっこが増える代表的な病気

Casa1.膀胱炎

膀胱に炎症が起こり、おしっこをたくさん溜めておくことができなくなる。
自然治癒はせず、一度完治しても再発を繰り返すことが多い。


少量のおしっこをたくさんするようになる
排尿後も、排尿姿勢を何度も取り、不快感を示す
色が血液の混ざった赤色や褐色になる

Casa2.腎臓病(慢性)

【腎臓病】腎臓には老廃物をおしっことして排出し、必要な水分を失わないようおしっこを濃縮する働きがあり、それらの働きが弱くなってしまう。
【慢性の場合】ゆっくり進行し、腎機能の低下が3ヶ月以上持続。初期症状がほとんど現れず、症状が現れたときには腎機能の75%が失われている。


おしっこの回数や量が増える
たくさん水を飲むようになる
1回のおしっこの量が多くなる(膀胱の機能が正常である場合)

Casa3.糖尿病

ホルモンの一種、インスリンの働きが悪くなることで、血液中の糖が多くなってしまう。急に重症化して具合が悪くなる。


おしっこの回数や量が増える
たくさん水を飲むようになる
食欲や元気はあることが多い

Casa4.クッシング症候群

副腎のホルモン分泌が異常に増えてしまい、ホルモンバランスが乱れる。進行すると免疫力が低下して様々な病気を起こしやすくなり、状態が急変してしまう場合もある。糖尿病を併発することも多く放置すると重症化する。


おしっこの回数や量が増える
たくさん水を飲むようになる
腹が張ってきたり、呼吸が荒くなったり、脱毛が見られる

Casa5.子宮蓄膿(ちくのう)症

避妊手術をしていない高齢犬に多く見られ、子宮の中に膿が溜まってしまう。溜まった膿により敗血症を起こしたり、子宮が破裂し、状態が急変する場合もある。


おしっこの回数や量が増える
たくさん水を飲むようになる
外陰部から膿が出てくる場合がある(膿が出ずに外見では判別できないケースも多い)

回数や状態を記録しておくと、動物病院で説明する際にスムーズに行える上、
治療の過程で症状が改善しているか把握しやすくなります。

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まとめ


今回は、犬のおしっこの回数や量が増えたり減ったりする原因を紹介しました。
環境や食事などにより回数や量が変わる場合もありますが重篤な病気が潜んでいる場合もあるので、
日頃から愛犬のおしっこの回数や量には気をつけ、異常が見られたら早めに動物病院を受診しましょう。