猫の食器は高さが大事

2023.11.17

猫の食器は高さが大事

猫用の食器は色々なものがあるため、飼い主さんの好みや見た目で選んでいませんか?
実はその食器が猫の健康に影響を与えているかもしれません。
まずは食器の選び方から再確認してみましょう!

食器の選び方

1.大きさ

猫の頭よりひとまわり大きく、顔をつけてもヒゲがあたらない大きさ

2.重さ

食器を舐めたり、前足で多少押してしまっても動かないくらいの安定感と重さがある

3.素材

プラスチック・ステンレス・陶器などがあり、食べやすく清潔に保てるなら、どの素材でもOK

4.深さ

こぼれにくく、底まで届きやすい深さで、猫の顔が隠れないような高さの縁がある

5.高さ

首を下に曲げず、猫の食べ方に合った食べやすい高さ

食器の高さと姿勢の関係

猫が食事する様子を観察してみると、
前かがみのように顔や首を下に向けて、カラダを折り曲げていませんか?
少し窮屈そうなら食べづらいと感じています。

事実食べる姿勢が健康に影響している!

影響1

猫は食道が口から胃までまっすぐなため、頭の位置が胃よりも下がると食道が曲がってしまい、吐き戻しの原因になります。

食器を舐めたり、前足で多少押してしまっても動かないくらいの安定感と重さがある

前かがみの姿勢はお腹を圧迫するため、フードを食べ残しやすい

影響2

前かがみの姿勢は関節に負担をかける原因になります。
特に関節の病気にかかりやすいシニア猫は注意が必要です。

カラダの大きさに対して食器の高さが低いと、前かがみの姿勢になる

シニア猫は筋力が低下しているため、無理な姿勢は負担になる

食べづらさの原因

食器の高さが低い・置く位置が低い

顔や首を下に向けた「食べづらい」環境は、食器の高さが原因です。
猫のカラダの大きさに対して食器の高さが低かったり、食器をそのまま床に置いていたりしませんか?
家にある猫用の食器の”高さ”を見直してみましょう!

理想猫にとってちょうどいい食器の高さ

高さ:床から5~8cm(目安)

床から5~8cmの高さであれば食道にフードが留まる危険性や吐き戻しを軽減できます。

首を下に曲げすぎない

今ある食器の下に空き箱・容器・雑誌などを置いて、高さを6cm程度上げて調節してみましょう!

愛猫の「食べやすい」高さに

カラダには個体差があり、食べ方(座る・立つなど)も様々です。
愛猫の好みの高さにしましょう!

深さも一緒に確認する

食器の縁にヒゲや首輪の装飾品があたると、ストレスになるため3~5cm程度の深さにしましょう!

高さの調節には”食器台”を

空き箱などを使って愛猫の好みの高さを把握したら次に”食器台”を利用してみましょう!
猫が食べやすい高さに調整できたり、
床のホコリやゴミから食器を遠ざけたりと衛生面でも活躍します!

食器台の選び方

デザイン性も豊富でインテリアの邪魔にならない!

1高さの調整ができる

2適度な傾斜がある

3ズレない加工が施されている

4食器と食器台を別々で洗える

おすすめ食器・食器台

ハッピーダイニング 脚付フードボウル

愛猫家の声をベースに作られた陶磁器製食器

・猫の食べにくさと食事の逆流問題を軽減!
・縁に返しがついているので、こぼれない
・電子レンジ&食洗機使用OK!

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猫用 脚付フードボウル 日本製

日本の水と土で作った猫のための器

・ごはんがお皿に均一に広がり食べやすい!
・こびりついた汚れも落ちやすい
・電子レンジ&食洗機使用OK!

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ハッピーダイニング 脚付ウォーターボウル

猫が自然な体勢で水を飲むことができる陶磁器製食器

・高齢の猫や病気の猫も飲みやすい!
・飲水量がわかるメモリ付き
・電子レンジ&食洗機使用OK!

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猫用 脚付ウォーターボウル 日本製

日本の水と土で作った猫のための器

・飲水量がわかるメモリ付き
・350ml入るので多頭飼育でもたっぷり飲める
・電子レンジ&食洗機使用OK!

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高さも角度も変えられる 猫用 食事台

高さと角度を調節して食事中の負担を軽減する食事台

・1台としても分けて2台としても使える!
・工具不要な簡単組立て!
・天板が外せるので毎日らくらくお手入れ

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ウッディーダイニング

ペットの体型に合わせて高さが調節できる食事台

・持ち手付きだから移動や片付けもスムーズ
・スベリ止め付き!床のキズ付きも防止
・壁に寄せれば、さらに固定可能

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洗える 外せる キャットダイニング

「洗える!外せる!」すべり止めも付いた樹脂製テーブル

・食べ方に合わせて平置きと斜め置きが選べる
・テーブルに食器が落ちにくい突起付き
・樹脂製でお手入れが簡単

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まとめ

猫は食道がまっすぐなため、前かがみの姿勢で食事をすると健康に影響があります。
そのため、高さのある食器や食器台を利用して愛猫が「食べやすい」環境を整えてあげましょう!